食品製造業界
水溶性こんにゃくで御社の商品の課題を解決してみませんか?
水溶性こんにゃくプロジェクトは、筑波大学生命環境系食機能探査科学研究分野の宮崎均教授の研究から発したベンチャー食機能探査研究所と、水溶性こんにゃくのオンリーワンメーカー・蒟蒻屋本舗(埼玉県鴻巣市・代表取締役 櫻井誠也氏)との協働による、水溶性こんにゃくの用途開発ならびに市場開拓を目的とするプロジェクトです。
水溶性こんにゃく(商品名「ナノコン」)は、蒟蒻の持つ優れた特性を様々な食品で得ることができる食材で、こんにゃく芋から抽出されるグルコマンナンという水溶性食物繊維を高濃度に含有させた食品です。水溶性・液状であるため、水分・油分・固体・粉末など多様な食材料と混合して使用することができ、デトックス・カロリーオフ・コレステロール値の減少などの優れた体内効能も注目を集めています。
食品製造業界における「ナノコン」の特徴
食素材として、水溶性こんにゃくは多くの特性を有しています。
優れた乳化力
ナノコンは水溶性液体状態でありながら、グルコマンナンのゲル化力を維持しているので、水分・油分・固体・液体・粉末などのいかなる性質の食材と容易に混合できます。
ナノコンは、水と油を混ぜ合わせ、混ざった状態を維持する”乳化する力”がとても優れています。例えば実際に蒟蒻屋本舗が開発した「マヨール ゼロプラス」はマヨネーズで乳化剤として使用されている卵黄の代わりにナノコンを使用し、マヨネーズ風ドレッシングを商品化しております。
この乳化能力は、食品に冷凍耐性を付与して、これまで冷凍保存に向かなかった食品も通常の冷凍保存ができ、冷凍流通を可能にします。アイスクリームやカスタードクリーム、チョコレート、かまぼこなどへの使用実績があります。
高い保水力
ナノコンは水を吸収して維持する機能に優れています。製品に必要量添加することにより離水を防ぎ、製品の劣化(酸化、硬化、腐敗、退色など)を抑制することができます。パン、ごはん、ケーキなどへの使用実績があります。
味と製品価値の向上
たとえば、パンや焼き菓子のような商品であれば材料にナノコンを加えることにより、ナノコンの保水力によってしっとりとした食感が長時間維持されます。また、お米を炊く際にナノコンを添加することで、炊きあがったお米がふっくらし、冷めてもしっとりもっちりした食感が維持できます。パンやごはんの他にも、麺、餃子、シューマイ、肉まん、どら焼きなど、使用実績多数。
食用油の使用量削減
バッター液の中にてんぷら粉の重量の僅か3%程度を溶かすことによって、揚げる際の油の劣化を抑制し、油交換頻度を低下させる事ができます。
※当プロジェクトの試験では、油の劣化を約30%抑制
ご参考:天ぷら油の劣化抑制試験結果
マスキング効果
例えば豚肉のように臭いが強い肉類の調理に使用することで、ナノコンがにおい成分をマスキングし、肉の臭みを消します。グレードの低い肉の使用の可能性も視野に入ります。
低カロリーの健康食材
なにより、古来より長く食されているこんにゃくが主成分ですので、低カロリーで安心してご使用いただける食材です。
成分表示
食品の成分表示にあたっては、「こんにゃく」のみの表示になります。
如何でしょうか。何か御社の課題解決につながりそうなテーマはございましたでしょうか?上記のような特徴を踏まえ、使用方法なども提案させていただきます。
是非一度、お問い合わせください!