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水溶性こんにゃく(商品名「ナノコン」)の紹介

水溶性こんにゃく

これまでも食品業界に携わる皆さまの不断のご努力により、日進月歩で、より良い品質、よりおいしい商品が生み出されておりますが、その進化と、現在の食品製造分野での課題に対し、水溶性こんにゃくがお役に立つと考え、ここに紹介させていただききます。

私たちが知っている「こんにゃく」は、説明するまでもなく、おでんや煮物の具など、我々の日常で古くから良く知られた食材です。元来こんにゃくには、腸の砂おろしと言われ、お腹の掃除をする効果があることは良く知られています。その他にも多くの効能があると言われますが、製造過程で生じる独特の食感と臭いにより、用途が限られていました。

紹介する水溶性こんにゃく「ナノコン」は、原料であるこんにゃく芋の食物繊維の可能性を引き出した製品で、単なる健康食品素材の域を超え、食品加工の分野で様々な役割を担える素材です。

すなわち、水溶性こんにゃく「ナノコン」をご活用いただくことで、以下の項目に寄与できると考えております。

ナノコンのメリットナノコンのメリット

水溶性こんにゃく「ナノコン」とは?

水溶性こんにゃく「ナノコン」とは?

ナノコンは、こんにゃく芋から約10%未満で抽出されるグルコマンナンという水溶性食物繊維を高濃度に含有させた水溶性液状こんにゃくです。
蒟蒻屋本舗の独自的な特許技術によって製造されたナノコンは、その形状により、水分・油分・固体・液体・粉末など多様な食材料と容易く混合して使用することができ、単なる健康食材として利用するだけではもったいない機能を有しています。現行商品の課題解決や、バージョンアップ、新商品開発などのお役に立ちます。ここで水溶性こんにゃく「ナノコン」の特筆すべき性能をご紹介いたします。

水溶性こんにゃくを活用している業界

食品事業における「ナノコン」の特徴

優れた乳化力

ナノコンは水溶性液体状態でありながら、グルコマンナンのゲル化力を維持しているので、水分・油分・固体・液体・粉末などのいかなる性質の食材料とも容易く混合できます。ナノコンは水と油を混ぜ合わせて、その状態を維持する乳化力を発揮します。例えば実際に蒟蒻屋本舗株式会社が開発した「マヨール ゼロプラス」はマヨネーズで乳化剤として使用されている卵黄の代わりにナノコンを使用し、マヨネーズ風ドレッシングを商品化しております。

この乳化能力は、食品に冷凍耐性を付与して、これまで冷凍保存に向かなかった食品も通常の冷凍保存ができ、冷凍流通を可能にします。アイスクリームやカスタードクリーム、チョコレート、かまぼこなどへの使用実績があります。

高い保水力

ナノコンは水を吸収して維持する機能に優れています。製品に必要量添加することにより離水を防ぎ、製品の劣化(酸化、硬化、腐敗、退色など)を抑制することができます。パン、ごはん、ケーキなどへの使用実績があります。

味と製品価値の向上

たとえば、パンや焼き菓子のような商品であれば材料にナノコンを加えることにより、ナノコンの保水力によってしっとりとした食感が長時間維持されます。また、お米を炊く際にナノコンを添加することで、炊きあがったお米がふっくらし、冷めてもしっとりもっちりした食感が維持できます。

パンやごはんの他にも、麺、餃子、シューマイ、肉まん、どら焼きなど、使用実績多数。

食用油の使用量削減

バッター液の中にてんぷら粉の重量の僅か3%程度を溶かすことによって、揚げる際の油の劣化を抑制し、油交換頻度を低下させる事ができます。

※当プロジェクトの試験では、油の劣化を約30%抑制
ご参考:天ぷら油の劣化抑制試験結果

マスキング効果

例えば豚肉のように臭いが強い肉類の調理に使用することで、ナノコンがにおい成分をマスキングし、肉の臭みを消します。グレードの低い肉の使用の可能性も視野に入ります。

低カロリーの健康食材

なにより、古来より長く食されているこんにゃくが主成分ですので、低カロリーで安心してご使用いただける食材です。

成分表示

食品の成分表示にあたっては、「こんにゃく」のみの表示になります。

上記のような特徴を踏まえ、使用方法などご提案させて頂きます。是非一度、お問い合わせください!

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